皆様こんにちは〜
熊本は合志市須屋にある整体院からだメンテナオーレ院長の山口です。
今日は金曜日やっと週末ですね。昼間の気温も随分と暖かくなり週末と重なり気持ちもウキウキしてハイになっている方も多いのではないでしょうか??
そんな時は普段はしないようなうっかりとしたミスを仕事でしてしまったり、変な事故に巻き込まれてしまったりとかそんなことも起きかねませんのでしっかりと気を引き締めて1日をお過ごし下さいね。
さて今日は全身倦怠感がありそれがなかなか抜けないと言う症状で来院された方のお話です。
倦怠感の原因とら⁉️
倦怠感と言うと言葉はよく耳にしますがどこかぼんやりとしたイメージの言葉として捉えられがちですよね。
個人によって感じ方も違えば実際の症状も違うだろうし倦怠感と言う1つの言葉でくくってしまうとその意味は多岐に渡るのではないでしょうか?
人によってはとにかく頭痛がきついと言う方もいるでしょうし、体から疲れが抜けないとにかく体が重たい!そういった方もいるかもしれません。
今回来院された方はまず咳が1ヵ月以上止まらない。朝から起きれずすっきり目が覚めない。常に喉に違和感を感じ頭痛を感じる日も多い。といった主訴で来院されました。
体を調べていくと体中の膜と言う膜がとにかく硬く制限がかかっています。
心臓を包んでいる心膜や肺を包んでいる胸膜、脳を包んで背骨に絡まりあい背骨まで付着している硬膜などが軒並み制限されています。
更に体を診ていくと、脾臓や心臓部自体も何か変です。
動脈や静脈の血管にも反応が出ます。
ここまでの検査でナオーレの頭に浮かんでくる事は、、、
何か感染症に掛かった後⁉️
と言う事で患者様に聞いてみます。するとコロナに1ヶ月位前に感染してから体調が優れないと言う事でした。
脾臓が腫れていると言う事は免疫の中枢を担う臓器ですから、何かしらウイルスの影響で免疫系に異常が起きているのではないか?そう仮説する事ができます。
それでまず脾臓にアプローチして脾臓の動きを正常に戻していきます。
その後、血管の硬いエリアをリリースしていきます。
これで随分良いのでは?そう思いながら全身を触診して再検査すると、全体では言うほど大きな変化はでません。
そこでまずは全体に及ぶ膜の制限にアプローチした方が良いのでは?と考え様々な膜を検査し直します。
その中で見えてきたのが、横隔膜の強烈な制限です。
膜制限のメジャーかも?と思い横隔膜にアプローチします。横隔膜を完全にリリースした後に体の全体性を見ていくと、先程とは違う大きな変化があります。
心膜や胸膜も一緒にリリースされています。
この段階で患者様の咳込みがほぼ無くなりました。
更に触診をすると甲状腺に反応がでます。
その甲状腺にアプローチすると心臓の動きも正常に戻り首の歪みも解消されました。
この時点で、患者様から呼吸が吸いやすくなって体が軽くなった!との声が聞こえます。
更に触診すると肺自体に反応が出てこれを調整すると、頭蓋部の動きも解消され、施術も終了となりました!
倦怠感と言う短い言葉に対してナオーレではこれだけの調整を行なっています。
全体を診て全身性で相互作用や関連性を考え仮説を立てて介入する!これを繰り返す事で倦怠感への対応が可能となります。
原因や要因と言うものは施術の最後に繋がって見えてきますし、恐らくこれが原因だったのでは?と最後の最後に見えてくるものです。
このケースで言えば、コロナ感染により免疫系が過剰に働き様々な臓器に問題を引き起こしていた?
ウイルスが臓器や脳まで感染していて硬膜などの膜制限を引き起こしていた!
元々メンタル的に落ち込んでおり、甲状腺の機能低下や肺機能の低下、横隔膜の機能低下があった!
などが調整後に見えてくる事です。
それをどう繋げるか?これも施術家の解釈により違いますが、、、
こういう作業を日々繰り返す事で施術家の知識や技術も向上するのではないでしょうか?
倦怠感と言う言葉を疲れていますね!とひと言で片付けるのは簡単です。しかしそんな事をしていては、技術も向上しません。
1人1人の状態を細かく把握して、仮説を立ててアプローチしてみる!これこそが唯一、皆様を不調から救う手立てではないでしょうか??
今後ともナオーレは安易に原因は〇〇ですね!などと言う取り組みではなく、原因はあとから見えてくる!まずは細かく現状を把握して、仮説を立てる!この取り組みを積み重ねて行く事で皆様のお役に立てればと考えております。
倦怠感や言葉では表しにくい様な不調でお悩みの方は是非ナオーレにご相談くださいませ。
お電話ありがとうございます、
からだメンテ ナオーレでございます。