脊柱管狭窄症で来院!

皆様、こんにちは〜

 

熊本は、合志市須屋にある整体院からだメンテナオーレ院長の山口です。

 

今日は朝から天気に恵まれ、気持ちの良い1日でしたね。

 

それにしても、日中は暑いですね〜

 

ナオーレは早速エアコンを入れてしまいました。

 

 

5月でこの状況ですから、夏が思いやられますね〜

 

さて、今日は先日来院された脊柱管狭窄症についてのお話です。

本当に脊柱管狭窄症なの⁉️

先日来院された方は、いちど病院を受診し、脊柱管狭窄症との診断がついた方でした。

 

3月に腰の痛みや足のしびれが発症し、病院でもリハビリを継続していたみたいですが、なかなか症状が収まらずにご紹介で、ナオーレに来院されました。

 

 

毎回、脊柱管狭窄症や腰のヘルニアなどで来院される場合には、本当にその症状は脊柱管狭窄症から来ているのか?と言うことをナオーレではまず疑います。

 

 

ドクターが脊柱管狭窄症と診断している以上は、脊柱管狭窄症である事は間違いありません。

 

しかし、今体に起きている症状が必ずしも脊柱管狭窄症から来ているとは限りません。

 

もし脊柱管狭窄症から症状が起きていれば、病院でのリハビリで症状に変化が出ているはずです。

 

しかも今回来院された方は、発症が3月ですからもう2ヶ月以上も経過しております。

 

2ヶ月以上も経過して症状が変化していないと言う事は今回起こっている痛みは脊柱管狭窄症以外から来ている可能性が高いと言えます。

 

 

ですので、ナオーレでは病院と同じような見方はしていきません。

 

こういったことを頭の中に入れながら、体をまず検査しながら見ていきます。

 

今回の方は、胸の部分、いわゆる胸郭と言われる部分がかなり硬い状態でした。さらに股関節の可動域を確認すると、特に右側の股関節が全く開くことができません。

 

体を触診にて見ていっても、心臓周りに引かれていきます。

 

明らかに他のどの部位よりも心臓付近に異常を感じます。

 

 

ですので、心臓周辺を念入りに調べていきます。すると、心臓実質よりも、その周りを囲んでいる心膜に強い制限を感じます。

 

 

ここで患者様に質問をぶつけてみます。最近、動悸などがする事はないですか?

 

すると、患者様は、この1ヵ月ほど毎日動悸がすると言う答えでした。

 

ナオーレでは、患者様が訴える症状よりも、体を見たときに、ここが1番おかしいよね!と言う場所をまず見ていきます。その場所は、体が今1番どうにかしてほしいと訴えている場所になります。

 

今回で言うと、その場所が心膜と言うことになり、まずは心膜に対してアプローチをしていきます。

 

心膜に対してアプローチをしてみるものの、目立った変化は起こりませんでした。

 

でも、明らかに心膜はおかしいです。という事は、何か心膜制限を外すために必要な鍵があるのでは?と考えることができます。

 

ですので、ここで体をさらに調べ直します。すると、強い膵臓の制限と膵臓の制限を見つけることができました。

 

脾臓と膵臓に共通している事は、免疫の問題があるときに異常が起こりやすいということです。

 

このことから、ひょっとしたら、アレルギーが関係してるのではないか?と言う推察をすることができます。

 

ナオーレにはアレルギーを調べるための様々なサンプルが用意されています。

 

このサンプルを一つ一つ体の上に乗っけて反応を見ていきます。

 

すると、黄砂で強い反応を見ることができました。

 

この黄砂に反応している強い制限をどうにかすることができれば、心膜の状態が変化するのではないか?と考え、黄砂のサンプルを使って心膜に対してアプローチをしてみました。

 

すると、先ほどまで、びくともしなかった心膜制限が、ミルミル溶けるように解けていって、ゆるゆるになるではありませんか!

 

僕の推察はどうやら当たっていたようです。

 

ここで最初に検査したときに硬くて開かなかった。右の股関節を動かしてみると、最初とは打って変わってスムーズに動きます。そして開脚制限も見事に解消され、全開に開くことができています。

 

ここまでの調整で、明らかにこの方は胸郭の制限が骨盤体や腰へ影響していることがわかります。

 

さらに検査を進めていくと、次は直腸へと体が引かれていきます。

 

ここにも黄砂のサンプルを使って調整を試みます。すると、直腸もあっという間にゆるゆるな状態へと変化を起こし、アレルギーの影響を受けていることがわかります。

 

さらに体を調べていくと、直腸の後は膀胱と前立腺に引かれていきます。

 

これらの部位に対しても、サンプルを利用した調整を行うと、どんどん状態が変化していきます。

 

その後改めて股関節の可動域や腰椎の可動域を調べていくと、調整前に比べてずいぶん良い感じに変化していることが確認できます。

 

膀胱や前立腺に問題があると、股関節の可動域が悪くなったり、骨盤体の動きが悪くなったりし、それにより骨盤が傾き、坐骨神経を圧迫し、痛みやしびれなどの症状を引き起こすことがしばしば見られます。

 

今回の方も、おそらくはアレルギーにより様々な臓器に影響が出て、それが結果として坐骨神経などの神経を圧迫することにつながり、結果として症状を引き起こしていたのではないかと推察することができます。

 

今回の患者様を見させていただいて、改めて、人間の体は、様々な部位や組織が互いに影響しあって成り立っており、症状ばかりを追いかけていたのでは何も問題解決にはつながらないと言うことを改めて確認することができました。

 

日常生活においては何かを信じると言う事はとても大切ですが、施術においては常に常識を疑い、疑問を持ち、多角的な視点で皆様の体を見ていくことが問題解決の唯一の手段であると思います。

 

ナオーレに来院される方は、自分が主張した調整してほしい場所と全く違う場所を検査されたり、調整されたりすることに対して疑問に思ったり、疑ったり不安になったり、様々な感情を抱くことも少なくないかもしれません。

 

しかし、上記のような考えでナオーレは皆様の体を見させていただいておりますので、あくまでも皆様が主張される悩みを解決することを目的としていることだけはわかっていただけるとありがたいです。

 

ナオーレも説明が上手くはありませんので、皆様もイマイチ腑に落ちない!と言う時もあるかもしれませんが、、、

 

 

皆様の健康を取り戻す事を1番に考えている事だけはご理解頂けたらありがたいです。

 

 

今後ともナオーレをよろしくお願い致します🙇

 

からだメンテ ナオーレ