皆様おはよう御座います♪
熊本は合志市須屋にある整体院からだメンテナオーレ院長の山口です。
今日は朝から寒いですね〜
足元から冷えて冬本番と言った感じですね!
年末も近づいてきて慌ただしくなってきましたが、くれぐれも事故などは気をつけられてくださいね!
さて今日は触診セミナーについてのお話です。
今年最後の触診セミナー❗️
昨日、水曜日は午後からお店を閉めて、触診セミナーに参加してきました!
触診と言っても様々な触診があるのですが、、、
ナオーレが勉強している触診はオステオパシーの傾聴と言う技術です。
これは人間に備わっている固有感覚受容器を利用した触診方法になります。
と言っても何が何かわからないですよね、、、
例えば、相手の体に手で触れる時に手で相手の体の中を感じようとしてしまいます。
しかし傾聴と言う技術は相手の体に触れた時に自分の手がどう動かされたか?を感じとります。
例えば腰痛の患者様がいて腰の骨に問題があれば、体に触れた時に自分の手が腰骨の方に引っ張られていきます。
問題がある場所は周りの組織より硬くなっていたり、動きが悪くなっていたりするので、体がそこを教えてくれるのです。
ナオーレに来院される方は必ず最初に皆さまの頭の上に私が手を置くのがわかると思いますが、あの手を置く事で、私の手がどの方向に引っ張られるのかを調べております。
あの手を置いた瞬間に、この人は肝臓がメインの問題であるとか、膀胱が問題の人であるなどを判断しているわけです。
これもナオーレに来院された方はわかると思いますが、ナオーレではあまり問診をしません。
これはナオーレは今説明した傾聴と言う触診技術を学んでいるからです。
人間と言うのは思い込みが激しい生き物です。
腰が痛い場合だとして、問診すると、その方の思い込みを聞く事になります。
私も人間ですので、話を聞くとそっちの方に意識が行ってしまい、冷静に皆様の体を見れなくなってしまいます。
腰痛だったとして、腰に問題がある方は半分もいないかもしれません。
腰痛の問題が必ず腰にあるのならば、皆様の生活習慣を問診したり、痛めた時の状況を問診する事で、解決の糸口になりますが、、、
実際は違います。
人間の体は複雑系で様々な問題が複雑に絡み合っております。
だからこそ、先入観を持たずに冷静に体を診る必要があり、その為にナオーレでは問診をほとんど行いません。
しかし情報もないのにどうするの?と言った時に、今回もセミナーで学びを深めた触診の傾聴と言う技術が役立つわけです。
腰痛であろうと、頭痛やアレルギー、自己免疫、癌であっても、傾聴する事でその方の今、1番何とかしないと行けない場所がわかります。
そこを何とかする事で人間の体は変化していきます。
だからナオーレで行っている施術は本人が何とかしてほしい場所を施術するのではなく、体を触診した時に体の中で1番問題がある場所を施術します。
痛みや不調の原因は痛い場所にあるわけではないからです。
ナオーレに来院されて問診もしないで、何で色々わかるの?と言う言葉もよく頂きます。
これは触診技術を高めているほかにありません。
施術は一に触診、ニに触診だと思います。
体の状況をリアルに把握するからこそ最高の施術ができます。
そして体が変化した事を確実に把握しているからナオーレではビフォーアフターなどの確認も取りません。
施術後に施術前と比べてどうですか?肩がこんなに上がるようになりましたね!もしくは腰がこんなに曲がる様になりましたね!などと確認をとる施術院が多いですが、これも皆様の主観に訴えているに過ぎません。
皆様が凄い!肩が上がる様になった!と思えば改善しているし、感覚が鈍い方で変化を感じる事ができなければ改善していない!と言う事になり、その人その人で施術の効果の感じ方が変わる!まさにこれは主観での評価になります。
先述した様にナオーレでは触診して、施術する場所をモニターしながら施術します。
評価と施術を同時に行なっています。
だからこそ問題がある部位が変化した事を施術中に把握しており、よって施術後に主観に任せたビフォーアフターなどは行いません。
ナオーレでは施術が終わったらこれで様子を見てください!と言ってすぐに終わります。
施術中に確実に変化した事を私が把握しているからです。
これこそが本当の施術だと考えています。
これからも皆さまに本当の施術を提供するべきく、日々触診の勉強に励みたいと思います。
お電話ありがとうございます、
からだメンテ ナオーレでございます。