首の痛み②

皆様こんにちは〜

 

熊本合志市にある整体院

からだメンテナオーレ院長の山口です。

 

今日は昨日に引き続き首の痛みや問題について少しお話したいと思います。

 

昨日も書きましたが、首の痛みや不調と言っても様々な要因があります。

 

良く言われているのはヘルニアやストレートネック等ですよね。

 

もし本当に首の問題の原因がヘルニアやストレートネックならば病院を選択した方が早いし良いのでは??とナオーレでは考えています。

 

病院には医療のスペシャリストである医師がいますし、リハビリの専門家である理学療法士さんもいらっしゃいます。

 

ヘルニアやストレートネックについては専門家です!

 

しかし、病院に行っても症状が変化しない症状ってありますよね?

 

むしろ、そう言ったケースで悩まれてる方は結構多いのではないでしょうか??

 

病院、特に整形外科は骨や関節、筋肉の専門家の集まりです。

 

ですから、そこに問題がある場合はそこに行った方が早いのです。

 

しかし専門家であるが為に、それ以外の分野は見ないと言った問題も出てきます。

 

私達、整体院が病院と同じ様に骨や関節、筋肉と言った組織の首と言う症状がある場所だけを見ていたら、私達の存在意義はありません。

 

骨や関節の知識だけを比べたら医師にかなうはずがありませんから。

 

だからこそ、私達、整体院などは体を一つのユニットとして考え、体の全体性で見て行く必要があると思うのです。

 

それができるからこそ、我々の価値が認めて貰えますし、病院との住み分けもできると考えています。

 

決して病院と整体院は敵対する関係ではなく、扱う問題が違う事でお互いに協力関係を築き、お互いに発展できると思っていますし、そんな時代が早く来ないかな〜とナオーレは考えています。

 

さて前置きが長くなりましたが、、、

 

首のお話、第二弾です。

3️⃣仙骨などの土台の問題

昨日に引き続き、首の問題として扱う3個目は骨盤などの体の土台の問題です。

 

皆様も家などを買われた方は見た事がある方も多いと思いますが、家を建てる時はまず、基礎工事をして家の土台を作りますよね。

 

この基礎部分が頑丈でしっかりしているからこそ強固で頑丈な家を建てる事ができます。

 

基礎部分がしっかりしていなかったら、地震などで崩壊してしまう恐れもありますし、年数が経つにつれて、家が傾いたりしてしまいます。

 

人間の体も理屈は同じで、家の土台にあたる部分が骨盤になります。その中でも中心的な役割を担うのが仙骨です。骨盤の真ん中の骨になります。この仙骨に背骨は乗っかり首まで伸びているのです。

 

この仙骨が傾いたらどうなるでしょうか?

 

上に行けば行くほど、背骨は傾き、首は歪んでしまいますよね。

 

そして実際に臨床で皆様のお身体を見ていると、仙骨が傾いている方がほとんどです。

 

専門的にはR/RとかL/Lなどと表現しますが、、、

 

ここの体の土台を調整しなければ、首だけ調整しても、またすぐに傾いて歪んでしまいます。

 

それくらい重要部位で、ナオーレでは必ず調整させて頂いてます。

④甲状腺の問題!

首の痛みや問題を解決する為にナオーレでいつもチェックする四つ目は、、、、

 

甲状腺

になります。

 

首なのに甲状腺??と思う方も多いかも知れません。

 

しかし実際の臨床ではかなり多いのが現実です。

 

私も触診技術が甘い時は気づきませんでしたが、触診が洗練されてくると、首周りを触った時に首の前方に組織が引っ張られていることに気づきます。

 

甲状腺は首の前方でいわゆる喉仏のすぐ近くに位置しています。

 

首の前方にある甲状腺が何らかの問題で異常をきたせば、当然、首の動きや違和感に繋がっていきます。

 

首にとってとても重要な場所に位置しているからです。

 

もちろん甲状腺に問題があれば、代謝の問題か?免疫の問題か?ホルモンの問題か?甲状頸動脈の問題か?などを検査で見極め、そこを施術する必要が出てきます。

 

もちろん場合によっては手技療法の範囲を超えていれば病院受診を勧めなくてはなりません。

 

この様に例え首の違和感でも、全く別の問題が隠れていたり、違う部位の施術が必要になるケースも少なくありませんので、施術家としては様々な可能性を考え、冷静に体を検査し分析する判断力と、判断力を上げる為の知識が必要になってきます。

 

⑤循環・動脈の問題!

頸の痛み、問題についての第五弾は循環・動脈の問題です。

 

人間の組織は筋肉にしても骨にしても内臓にしても脳にしても、全てが血液により栄養供給を受けています。

 

もちろん首周りもしかりです。

 

首周りに血液が流れてこなければ、当然、首周りの筋肉は硬くなりますし、関節の動きは悪くなります。

 

特に頸周りは特殊な構造をしており、首を形成する骨の中を血管が走っており、血液との関係が密接になっております。

 

よって血管に問題があったり、血液の循環に問題があれば首に問題が出現してしまいます。

 

更には循環の問題の大元は心臓の問題なんて事もありますので、同時に胸郭の状態も把握しながら進めなければいけません。

まとめ

2回に分けて色々書いてきましたが、たかが首されど首ではないですが、単純に首だけの問題と捉えていると、本質を見失ってしまいます。

 

よく巷では痛みがある場所自体に問題があります!とか

 

痛みがある場所には問題がなく、離れた場所に原因があります!

 

などと両極端の主張をする整体や整骨院が多いですが、、、

 

ナオーレに言わせれば、全部見ろよ!と言うのが本音です。

 

痛い場所に問題がある時も有れば、離れた所に問題がある場合もありますし、またはその両方と言うケースも少なくありません。

 

体をニュートラルに捉えて先入観なしに、フラットに見立てて行く事こそが、原因に辿り着く近道だと思っています。

 

長くなりましたが、首の不調のサインの裏には様々な問題が隠れているかも知れない!と言う事を知っていて欲しかったのです。

 

ずっと続く首の違和感や、ずっと整体に通っているけど、改善しない症状は、これまで述べた違う何かの要因が隠れているかも知れません。

 

そんな時に皆さまのお役に立てるようにナオーレでは日々勉強に励んでおりますので、是非是非ナオーレを頼って頂ければと思います。

 

長々と長文を読んで頂きありがとうございました。

からだメンテ ナオーレ